「休みたくても休めない」
少し前まで日本では、産婦のお母さんやお姑さんなどが、産後の家事や育児を手伝ってくれるのが一般的でした。
「床上げ3週間」といわれるように、産後3週間は布団を敷いていつでも横になれるようにして、家事をせずに赤ちゃんのお世話に徹するのが原則でした。
しかし、現代は5人に1人が高齢出産という時代。産婦さんのお母さんやお姑さんも高齢だったり、夫も忙しかったりで、退院後すぐ家事や育児をしなければならない環境の方が多くなりました。
しかし、自分の体がつらいと赤ちゃんに目が行きません。産後は赤ちゃんのお世話に集中できる環境が望ましいでしょう。
そこで、当院では、産婦さんに十分に心と体を回復してもらうため、また、赤ちゃんに集中できる環境を整えるために、お母さんと赤ちゃんが同室入院できる「産後ケア入院」を受け入れています。
赤ちゃんのリズムにゆだね、ご自身の体をしっかりといたわることが可能です。
産後の養生が、その後のお母さんの体調や子育てにも大きく影響をすることがわかっています。
産後の養生が必要な4〜8週までは、母子の生活リズムが確立していないので、肉体的にも精神的にも辛い時期です。
その時期に産後の不安を忘れて、しっかりと子どもに向き合い大切に過ごすことは、先々、子育て中に問題が起きても対処できる力を育むことができます。
当院の産後ケア入院では、知識と経験が豊富な助産師がケアするので、安心して養生することができます。
すぐに質問できる環境で、産後の疲れ、授乳トラブル、育児不安などをサポート致します。
他院で出産された方も歓迎しています。
産後、赤ちゃんが母乳をうまく吸えないなど授乳でお悩みの方、おっぱいのトラブル、ご家族の支援がない方や産後の回復に不安がある方など、ご相談に応じます。施設の見学もできますのでお気軽にお問い合わせください。
電話:042-766-4381
診療時間外:070-2181-4381